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意外と知られていない心霊エリアーーー目黒川周辺

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いわゆる閑静な高級住宅街にも関わらず、
なぜか心霊現象が頻発する目黒川沿いのビル
目黒川は、東京都世田谷区、目黒区および品川区を流れ東京湾に注ぐ河川である。桜の季節には、ドブ臭さも気にせず見事な桜を楽しむ老若男女の姿が見受けられる桜の名所でもあり、その周辺は閑静な住宅街として人気が高く、ジョギングしているオバ様から散歩しているお犬様まで、お金持ちそうな雰囲気を漂わせた人々や芸能人までもが行き交う、いわゆる高級住宅街。

艶やかな桜が満開の目黒川

しかし、この目黒川には、おぞましい伝説があるのです。

江戸時代、いまの目黒不動尊あたりに処刑場があり、罪を犯した武士の斬首も行われていたという。
そして、斬首された遺体が目黒川に落とされ、ゆ〜っくりと河口の品川へ。そして東京湾へと毎日のように流れていった・・・そんな話を地元の老人が語っているのを筆者は聞きました。
そのせいなのか、目黒川沿いには心霊現象が頻発する建物が多いというのです。

かく言う筆者も中目黒の会社に2回、勤務しており(現在も在籍中)、そのどちらも目黒川沿い。

なおかつ、まったく霊感がない筆者でもその現象は、はっきりと体感できるーーーつまり、レベル7ぐらいの心霊Zooooneなのだ!(;。;)
心霊体験 その1:“怒り狂うドア”
今から十数年前、まだまだ筆者が怖いもの知らずだった頃・・・
中目黒駅から大橋方面へ歩いて15分ぐらいのこぎれいな雑居ビルにあった、小さな広告代理店に転職した筆者。その会社で、唯一のしっかりした制作会社経験者?!(^_^;)ということもあり、定時も過ぎたところで、ワインを飲みながらデザイナーたちと会社の不満なんかを聞いていたわけです。
話も一段落し、そろそろ仕事を再開しようかと思っていた矢先、突然、非常ドアが“ガンガンガンガンッ!”と大きな音を立てたのです。2フロアに分かれて借りていたこともあり、誰か営業マンでも来たんだろうと思って気にも留めていなかったのですが、誰も入ってきません。
そして、またしばらくすると“ガンガンガンガンッ!”と外から叩くような音が。
「何の音だろう?風かな?」あまりにうるさいのでそう言う筆者。居合わせたデザイナーも不思議そうな顔をしています。
しかし、その中で唯一、霊感が強いという女性デザイナーは、耳をふさいで「私には聞こえない!」と言い張ります。
かわいい女性デザイナーの前なので、ここは男を上げておかねばと、音がする非常ドアのところへ。
“ガチャ”とドアを開けてみると・・・
誰もいません。しかも風もなく、爽やかな夜気が。
「どうせ営業マンが来たんだろう」と上のフロアに上がってみると・・・すでに営業ルームは戸締まりされており、全員帰宅していました。
まさか・・・心霊現象だったのか?
デザインルームに戻ってみると、女性デザイナーは半狂乱状態 Σ( ̄□ ̄lll)
耳をふさぎながら「入って来ちゃった!入って来ちゃった!私、聞こえないから!私、聞こえないから!」を連発しています。しかも部屋のあちこちから“ドンドンドンドンッ!”と壁を思い切り叩くような怪音が!!!!
こりゃイカン!と思った筆者は、おつまみのゆで卵についてきた塩をお清め代わりにそこら中にバラ撒きました。
そして大慌てで全員に帰る支度をさせて、入り口のドアに鍵を掛けようとした瞬間、

“ドンドンドンドンッ!”

いきなりドアが内側から叩かれたのです!
その場にいた全員が ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ となりつつも、何とかドアに鍵を掛けて一目散に帰りました。
そして翌日、誰よりも早く出社した筆者が、怖々入り口のドアを開けると・・・何事もなかったかのように室内はシーーーーンとしています。
「よかったぁ」とドアを閉めてビックリ!
なんと、ドアの内側には、手形がビッシリ!!!!
しかも、バラ撒いた塩の上には、無数の足跡が!!!!

(°◇°;) ゲッ・・・

こんなに汚しやがって。
みんなが怖がらないように、筆者は急いで雑巾と掃除機で掃除したのでした。

次に出社してきたのが、昨晩「私、聞こえないから!」と半狂乱になっていた女性デザイナーだったので、

「昨日、入ってきたのってどんな霊だったの?」
と聞いてみると彼女は小さな声で「男の人・・・」としか答えません。
「じゃあ、何が聞こえてたの?」
「・・・・・・・・非常ドアが“ガンガン”鳴ってるときから、男の人が泣き叫ぶような・・・怒鳴るような・・・そんな変な声がずーーっと聞こえてたんです。そしてSoogieさんが非常ドアを開けたとたんに、落ち武者みたいなザンバラ髪の男の人が入ってきて、すごい怒ったような口調で何か文句を言い始めたんです・・・」
「今日は、いないよね?」
「ええ、今日は大丈夫そうです」おおっ、塩のお清めの効果かも!と思いつつ、雑巾を水道で洗うと・・・雑巾から真っ赤な水が・・・ !(゚Д゚||)
その日は、仕事にならない一日でした。
心霊体験 その2:“入っていますよ!”
そして今度は、今の会社での出来事です。

仕事も一段落し、そろそろ帰ろうかと思っていた22:30頃。

なぜか筆者は、会社を出ようと思うと“大きい方”を催すタイプなので、一つしかない個室でガンバっていたところ、トイレのドアが開く音が“キキッ”と聞こえ、誰かが入ってきた足音が聞こえたのです。
すでに会社に残っていたのは2名の後輩だけだったので、どちらかが帰りにあいさつをしようと来たのだろうと気にも留めずに用を足していたのですが、ドアが開いたときに感じた気配がいつの間にか消えています。
「アレッ?なんか変だな」そう思っていると・・・

“ガタガタガタッ”

突然、トイレが揺すられたのです。
ビックリした筆者が見上げると、トイレの個室の枠に手があるじゃありませんか。
後輩のイタズラだと思った筆者は「誰だ!この野郎!!」と急いでおしりを拭いて個室を出たのです。
しかし、トイレには誰の姿もありません。
オフィスに戻り「どっちが今、トイレに来たんだ?」と問いただしてみると「何言ってるんスかSoogieさん?」と、二人ともキョトンとした顔でこちらを見つめます。
「何言ってるんスかじゃねぇだろ!人が入っている時に驚かしやがって!!」

「エーーーッ、そんなことするわけないっス」「自分たち、帰る準備をしながら、この部屋でSoogieさんが戻ってくるのを待ってたんスよ」

二人とも筆者にイタズラをするようなキャラじゃありませんし、そう言えばドアが再び開いた音も聞いていません。
それに思い出してみると、上から見えた手も女性のものだったような・・・。
急に寒気を覚えた筆者は「じゃ、帰ろか」(;。;) と後輩と連れだって中目黒駅に向かいました。
その道すがら、別の後輩の体験談を聞きました。
営業の都合で夜中に帰社した後輩。
オフィスでメールチェックをしていると、会議室から妙な物音と自分を呼ぶような声が聞こえてくるので同僚が作業をしているんだと思い「何だよ、何か手伝ってほしいのか?」と会議室を覗いてみると・・・
真っ暗で、もちろん誰もいません。
「絶対、オレを呼んでた・・・」そう思った後輩は、ソッコウでオフィスを飛び出して帰宅したそうです。
その後、土曜日に会議室を使っていると誰もいないはずのトイレの方から物音が聞こえたり、誰も乗っていないのにエレベーターが勝手にやってきてドアを開け閉めしたりと、多くの社員が不可思議な現象に遭遇しているのですが、賃料が安いこともあり会社は移転を考えていないようです。
このビルの現象は、引き続きレポートしたいと思います。
心霊体験 その3:“真夜中の訪問者”
会社のそば、やはり目黒川沿いにマンションを借りている(贅沢な)後輩の体験ですが・・・
夜中過ぎまで仕事をして、3:00AM頃、ようやくヘロヘロになりながらも帰宅した後輩。
オートロックでエントランスを開けると、さすがにマンション内は静まりかえり、他の住民は寝静まっている様子。
なので、後輩は足音を立てないように静か〜に歩いてエレベーターホールに向かったそうです。
↑ボタンを押すと4機あるエレベーターうち、自分の部屋側に一番近いエレベーターの扉が開いたので、それに乗って最上階の自分の部屋へ。
どんどん上昇して最上階に到着すると“ピンポン”と到着を告げるチャイムの音とともにエレベーターの扉が開きました。
ヘロヘロの後輩がエレベーターホールから廊下へと曲がり、4〜5メートルほど歩いて自分の部屋のドアの前に立った途端、“ピンポン”と別のエレベーターが到着した音が聞こえました。
「あれ、誰か来たのかな」疲れ切っていた後輩は、そう思いながらも気にも留めずに鍵を手にドアのロックを開けようとすると・・・
“ピンポン”
また別のエレベーターが到着しました。そして、すかさず

“ピンポン”

ついに4機目のエレベーターまでもが到着したのです!
すると“ガヤガヤ”と妙に騒がしい気配がエレベーターホールに出てきたのが聞こえてきます。
手の震えが止まらず、なかなか鍵穴に鍵を入れられない後輩。
「うわ〜〜〜っ南無妙法蓮華経!」と唯一知っているお経っぽい言葉を叫びながら、何とか鍵を開けて玄関に入ると同時に、騒がしい気配がついに廊下へ!!!!

ドアを閉める際に、一瞬だけ気配がする方を見てしまった後輩。一目散に部屋に入ると頭から布団をかぶって震えながら朝まで過ごしたそうです。

「で、そのとき何が見えたんだよ」筆者が聞くと「影のような煙のようなモヤモヤとした人のかたまりみたいなものが、ゆ〜っくりと自分の部屋の方に向かってくるのが見えたんですよ」
そう答えた後輩は、次の日から、なるべく早く帰宅するように心がけています。

そんな目黒川沿いは、なぜか交通事故も多い気がします。

通勤時に何気なくアスファルトを見ていると、血のような赤い跡が付いていることに時たま気づきます。

来年も、この血のおかげで、目黒川の桜は艶やかな花を付けるのかもしれません。

皆さんまわりにも意外に知られていない心霊スポットはありませんか?

Zooooneでは、読者の方からの心霊スポット情報をお待ちしています。

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